[ought to]は少し特殊…【東大英語を題材に英文の構造を把握する】(2017年度-必修編1)04

例文

If the traditional view is correct, differences between countries ought to be much greater than differences within countries.

 引き続き、東京大学2017年度の英語二次試験必修編です。

単語の意味

 特に記載すべき単語はないかと思います。

構造

If the traditional view is correct, differences between countries ought to be much greater than differences within countries.

 特に難しい文ではなかったと思います。

文法事項

ought to do

 [should]とほぼ同義ですが、[should]よりも少しフォーマルな語です(by Merriam-Webster Advanced learner’s English Dictionary)。
 他の助動詞と違って、[ought]はto不定詞を取ります。
 通常、助動詞は、

助動詞+原形(動詞)

です。
 ですが、[ought]の場合は、to不定詞を取っています。
 あえて、何故かと追求する必要は受験上はないですが、[ought]の語源が[owe]という動詞の過去形にあったことと関係があるのだろうと思います。

動詞+動詞

という並びはないですから。

動詞+to do(動詞の原形)

なら可能です。
 もっとも、[ought]が助動詞として使われ始めた頃は[ought to do]だけではなく、[ought do]もあったとのことです(助動詞として[ought]を強調する理解)が、[ought to do]が残り、[ought do]は古文体となっています(寺澤芳雄 編集主幹「英語語源辞典」(研究社、1997年))。
 [ought]が動詞[owe]の過去形を語源にするという語源の名残が強く残っているため、[ought to do]の形に落ち着いたのだと思います。
 そういった理屈や語源の話はややこしいので、ここでは単純に、

助動詞+原形(動詞)

のパターンに当てはめるために、便宜上

[ought to do]は、[ought to]で一つの助動詞だと考えておくと良いと思います。

 そうすればすべての助動詞のパターン「助動詞+原形(動詞)」を壊さずにすみます。
 いずれにしろ、[ought to do]は[should]よりもフォーマルな表現ですので、訳をする際も少々堅苦しく訳する必要があります。

今回のポイント

 今回は、助動詞の公式「(助動詞+原形(動詞)」の理解がポイントでした。

助動詞の公式「(助動詞+原形(動詞)」

 厳密には、[ought to do]は助動詞の公式から外れる例外(語源に理由があります)ですが、[ought to]で一つの助動詞と便宜上捉えておけば、助動詞の公式で説明することができるかと思います。

---続---

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